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環境シリーズ4・環境保健局 調査報告
H12・ 3・21
西淀川区の広域的な悪臭問題について


 昨年の環境対策特別委員会で(11月11日)左記の通り、西淀川区のダイオキシンの問題と悪臭の問題等をとりあげて質問させていただきました。その後、悪臭対策について、市環境保健局も地元保健所と協力して、尼崎側に働きかけてくれましたので、その経緯についてご報告いたします。

 西淀川区の悪臭の苦情は、近年では、平成7年から平成11年にかけて出来島、佃、中島、福と約26件の苦情が出ており、そのうち、出来島が8件、佃が8件、中島が9件、福が1件となっています。
 臭いの種類も、様々で
  ・鉄を焼いたような臭い
  ・魚の腐ったような臭い
  ・油臭・こげ臭・タイヤのこげたような臭い・消毒臭・硫黄臭・し尿臭 など報告があがっています。
 特に、中島一帯では、生ぐさい臭いの苦情が多く、一番多いのが、夕方〜夜間(深夜も含む)で1日の内、55%をしめていました。また、西の方からにおう、雨上がりや土・日もにおったということなど、報告がありました。
 そこで、環境対策特別委員会では、次の内容を質問し、確認しました。
 環境保健局 環境保全課に聞きました
  • 悪臭に対する人の感覚は、個人差が著しいこと、また、悪臭は色々な物質の複合臭として発生するなど、その発生状態は極めて複雑であるため、発生源の特定や測定手法においてむずかしい課題も多々あるかと思われます。
  • 西淀川区におきましても、中島、出来島、佃地域において広域的に悪臭苦情が発生しており、地元保健所も実施調査、風向調査等、多くのサンプリングを行いながら発生源調査に努めています。これまで、発生源のはっきりした工場には、脱臭装置等で、工場側への指導とその協力によって悪臭がほとんどなくなった成功例もございます。
  • ところが、最近の苦情は、風向と臭気の発生から考えて、どうも発生源が尼崎市の方に存在する可能性が否定できなくなってまいりました。
     さらに調べますと、中島・出来島・佃だけではなく、大和田でも高層マンションではにおうということが分かってまいりました。発生源が他都市にあり、本市住民が被害を被る場合の対応についてうかがいたいと思います。

   環境保全課長の答弁
 金子委員のご指摘の西淀川区の中島、出来島における悪臭につきましては、(中略)発生源の特定にはいたっておりませんが、今後は、調査範囲を広げるとともに、詳細調査を行いまして、発生源が隣接市にある場合には、本市の権限は及びませんが、隣接市との連絡を密にし、協調して発生源の調査、指導など連携して実施できるように努めてまいります。

「広域的悪臭問題として協調する」
             ……尼崎市の確約
 環境保全課では、質問の答弁にあったように、具体的に、昨年の12月17日、地元保健所と合同で、夜間パトロール調査(中島・佃・西島の7ヵ所)を実施していただきました。その結果、数社から悪臭発生が認められましたが、市内においては、広域的な悪臭発生源の特定にはいたっておりません。
 その上で、尼崎市に対して、調査を依頼しました。尼崎市も、広域的な悪臭に対して、共通の問題としてとらえるとの確約もとることができました。
 今後は、西淀川区および、尼崎市の広域的な悪臭問題として、両市が協調して対応していくことを確認しております。
 
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