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環境シリーズ  その5 尼崎クリ−ンセンタ−環境影響評価 報告

西淀川区の大気・環境濃度について
H12・ 5・10
  尼崎市立クリーンセンター(ごみ焼却場・第2工場)が、尼崎市東海岸町に建設されることで、区内と特に近接する中島地域の方が、たいへん心配されているため、尼崎市にも、説明を求めていました。
 これを受けて荒木市会議員と私(金子)と、地元の代表で、尼崎市の美化環境部の方と大阪市の環境保健の協力を得て、環境影響評価のあらましの説明をしてもらい今後の要望もまとめ、公聴会(5/9)に意見を出していくこととしました。

 荒木市会議員の提案を受けて……
 また、その席で、荒木市会議員から、地元や区内の人に安心してもらうために、分かりやすく説明することが大切であるとの提案がありましたので、私としては、金子レポートを(市会)活動レポートとして作成し、ご報告してまいりたいと思います。

 西淀川区の大気の状況について
 町会長からの意見として、心配されていたのが、現在の、西淀川区の大気の状況が分からないので、特に大気汚染のひどかった昭和44年ごろからのデータを示してほしい……。それと、クリーンセンターの影響はどのようになるのか……。の2点でした。そこで、まず、かつて気管支ぜんそくの原因の一つといわれている二酸化硫黄経年変化グラフ


二酸化いおう(SO2)ですが、これは昭和44年をピークに、平成10年度には、0.005ppmという数値となっていて西淀川区はすでに環境基準を達成しています。
 二酸化いおうは、マッチをすった時の臭いで、都市ガスやガソリンを燃やしても、ほとんど発生しません。石油・石炭の場合、硫黄分が酸素と結合して発生しますが、現在、子ども達に多くなったアレルギー性気管支ぜんそくの原因とは、別に考える必要があると思われます。特に問題なのは、次の二酸化窒素(NO2 )です。

二酸化窒素経年変化グラフ

 二酸化窒素(NO2 )の場合は、燃焼すると必ず発生し、特に、自動車の排気ガスが問題になっています。そのため、環境基準をわずかながら、超えて、
区内……0.033ppm市内……0.034ppm
であり、これは、西淀川区に限らず、市内全体の問題になっています。




浮遊粒子状物質経年変化グラフ

 浮遊粒子状物質(SPM)というのは、いわゆる10ミクロン以下の目に見えにくい粒子です。これがやはり自動車の走行(特にディーゼル車)で多く飛びちっています。
区内…0.04 mg/m 3
市内…0.039 mg/m3
 大阪市では、自動車のNO2 ・浮遊粒子状物質の環境基準を達成するために渋滞の緩和や、電気自動車・天然ガス車など、低公害車の普及対策に全力で取り組んでいます。


 尼崎クリーンセンター全体からの影響は、将来、大きく改善されます!


 現在、稼働している尼崎のごみ焼却工場を一部廃止し、最新設備を持つクリーンセンター第2工場が完成することによって、SO2 ・NO2 ・SPMとも現在の工場の影響よりも、4分の1〜10分の1まで格段低くなります。
ダイオキシン類濃度
淀中学校におけるダイオキシン類濃度
(平成10年度)

0.48pg−TEQ/m 3

環境基準  0.6 pg−TEQ/m3
現況の淀中学校のダイオキシン類濃度は、0.48pg−TEQ/m 3で、現在、環境基準は、0.6pg−TEQ/m 3です。また、クリーンセンター第2工場が完成することなどによって、ダイオキシン類の影響も0.4%(現在の10分の1)まで改善します。また、定期的に尼崎クリーンセンターのダイオキシン類濃度調査の結果も公表していきます。




 
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