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大阪市・尼崎市の連絡会で対策
H13・4・20


西淀川区広域悪臭問題の経過について

 金子レポートbQ3 (平成12年 3月21日)でご報告しましたように、あれから、1年間区内の悪臭の発生は後をたたず、左記の地図にあるように、中島、出来島、佃、大和田だけでなく、広く御幣島歌島、野里にいたる区内全域に悪臭被害が及んでいました。 そこで、保健センターと協力しながら、発生源の特定、原因の調査を繰り返し行ってきた結果、どうやら、尼崎市の方向からの悪臭ではないかと確信するにいたりました。
 そこで、私が、環境特別委員会でこの問題を取り上げ、質問しました。
 「大阪市として、隣接市に対しては、どのように働きかけをするのか」その結果、環境保全課の前向きな答弁をいただき、保健所を中心に、夜間パトロールの実施、風向き、時間別の調査を行い、尼崎市にも働きかけました。
 やがて、尼崎市も大阪市とともに、「広域悪臭対策」として一緒に、協力して取り組んでいくことを約束し、具体的な連携をとっていくことができるようになりました。 これで、平成7年以来、継続している西淀川区の広域悪臭対策について、尼崎市と大阪市で、「広域環境問題対策連絡会」を設置することとなり、両市が初めて具体的な連携のもとに、悪臭問題の解決に向け、大きく前進することになりました。

〔悪臭苦情の特徴〕

1.悪臭で問題となっている地区は、主に西淀川区の西部に集中している。
2.臭いの種類は、「魚が腐ったような臭い」「油臭」「肥料臭」が多い。
3.南西または、西南西の風が吹くときに苦情が多い。
4.悪臭の発生する時間帯は午前の9時前後と午後の5時頃から7時頃の間で多く発生している。(発生件数の月は、大阪市も尼崎市も酷似している)

 
平成12年度の苦情件数
(発生回数…1日に何件あっても1と数えている)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
大阪市 4 4 11 1 - - - 1 - - 1 4 26
尼崎市 6 5 12 15 1 - - 1 1 1 1 - 43
※悪臭苦情があれば、保健センターは、すぐに実施調査をしています 
※夜間パトロール ……7回 
 

    尼崎市と大阪市の「広域環境問題対策連絡会」の内容

    4月28日(第1回連絡会)
     ・悪臭苦情の日時、風向、風速を検討
     ・両市の原因工場の特定のための調査を進めていく
      こととする。
    5月 9日(第2回連絡会)
     ・尼崎市の案内で、中島地域の対岸にある工場を巡
      回するが、発生源は特定できなかった。(個々の工
      場について、継続した調査を依頼)
    5月25日(第3回連絡会)
     ・尼崎市として、中島地域の対岸にある企業の製造
      工程、作業時間などを把握し、原因工場の特定を
      急ぐよう依頼する。
    7月 4日(第4回連絡会)
     ・6月に実施したそれぞれの市のパトロールの実施報
      告。
     ・午後5時以降も操業している工場の調査指導を依
      頼。
    10月12日(第5回連絡会)
     ・尼崎市から次の報告があった……7月、8月の臭気
      排出の調査を行い苦情の発生時間とほぼ一致するA
      社を原因工場と推察する。
     ・特定のA社について、活性炭処理などの処理施設の
      設置を両市で協議の上、指導していく。
    平成13年2月8日(第6回連絡会)
     ・ミストセパレイト及び竹活性炭吸着処理施設の設置
      計画が示される。
     ・4月完成、5月試運転、6月本格稼働の予定と報告
      がある。


 その他の工場についても、悪臭防止指導を継続して実施し、発生源工場の把握に努め、情報交換することにより、悪臭問題の解決に向け、今後も取り組んでまいります。今回の当該工場の悪臭防止対策工事により、苦情の発生が激減することを期待しております。
( 悪臭相談窓口…保健センタ−  6471-6971 )
 
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