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人権の党・公明党…ハンセン病訴訟
H13・6・2

人間主義の政治・画期的な控訴断念!

 控訴断念を決意させた坂口さん!ありがとうございます。 公明党ご苦労様でした! これからも頑張って下さい…といったメールが坂口厚生労働大臣のもとに続々と届きました。
 ハンセン病元患者らの方々が、90年間にわたり不当な人権侵害と差別により受けた苦痛と苦難は筆舌に尽くしがたいものがあります。 しかし、政府内では、当初熊本地裁判決について、判決が確定すると他の国家賠償請求に大きな影響が出ると判断し、控訴する方針が支配的でありました。 しかし、元患者の平均年齢は74歳と高齢な上に、毎年約200人が亡くなっている現状を考えた時に、人道的な被害者救済を優先すべきであり、公明党は、当初から、一貫して控訴断念で尽力してきました。

「深く反省し、おわび」……政府声明
公明党…小泉首相の政治決断促す

 特に、閣内にあって控訴断念を強く主張し続けていた、坂口厚生労働大臣は、直前の首相との協議でも、「控訴すべきでない」と迫りました。 今回の決定を受けて、元患者の代表は、「坂口厚生労働大臣に会ったとき、私たちの思いは通ずるんだと確信をもった」と喜びの中で語っておられました。
 こうした、公明党の一連の行動は、マスコミでも「与党内では、もともと、政府に控訴断念を求める声が強かった。 その急先ぽうが公明党だ。 神崎代表は17日に小泉首相に控訴しないよう直訴し、閣内の坂口厚生労働相も首相に繰り返し要請していた」…(読売新聞…5/24日付け)と伝えられている。
 今後、政府は患者・元患者全体を対象にした損失補償を行い、協議の場を設置するなどハンセン病問題の全面解決に向けた対策を進める方針。 公明党としても、全国の患者・元患者全員を対象とした損失補償の立法措置をはじめ、生活支援の実現などに全力を尽くす方針。

全国の療友は喜びの渦に……
ハンセン病原告団の竪山副会長が公明党にお礼のあいさつ


 本当にありがとうございました。 (控訴断念により)判決が確定することに、原告だけでなく、約4400名の療友たちがどんなに涙を流したことでしょうか。 「自分が人間として認められた」。 そういう思いで全国の療養所にいる私たちの友人が涙を流して喜んでおります。
 私たち、らい(ハンセン病)を病んだ者は、冬の日の木漏(こも)れ日の小さな温かさにも敏感に反応します。 今、判決が確定することによって、私たちは皆さんと同じような人間だったんだ、私たちも人間と認めていただけたんだという思いに皆がなっております。
 私は、人権の政党・公明党だと思っています。 21世紀は人権の世紀だと言われていますが、この裁判が勝てなかったら、21世紀は人権の世紀ではなく野蛮(やばん)国家に逆戻りする、そういう危機感が私たちにはあります。
 原告の一人に、目が見えない女性がいます。 その人は、「自分はね、ふるさとの土、ふるさとの空気を吸いながら、そして、世間の皆さまの、ふるさとの皆さま方の温かい言葉を聞いて死んでいけたら何も言うことはない。 たとえそれが、1日であっても、ふるさとに帰りたい」と言っていました。 彼女は強制的に隔離(かくり)され、「手錠をかけるぞ」と言われて収容された人です。
 彼女に電話を入れたら、私の声を聞いたとたんにワーっと泣きだし、「良かった、良かった」と。 今、療養所は興奮の渦(うず)の中にあります。
 これから先の問題もあります。 全面解決へ向けての対応もしなけれないけません。 今後も、公明党の皆さんのお力添えを最後の最後までいただけますようよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(大拍手)
 公明党は、これからも庶民の目線、弱い人たちの立場になって、新しい21世紀の日本の政治、ヒューマニズムの時代を築くために闘ってまいります。


 
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