No.99  前へ 見出しへ 次へ

市議会公明党 実績シリーズ その5 生涯健康
H14・7・31

C型肝炎検査・40歳以上希望者全員

C型肝炎ウィルス(HCV)が体内に入る(感染)と、一定期間(潜伏期・・・約1〜3ヶ月)を経てから、「体がだるい」「食欲がない」「吐き気」などの症状がみられ(発症)、それに引き続いて皮膚が黄色くなることがあります。これが、急性肝炎の状態です。C型肝炎ウィルスに感染した場合、成人では急性肝炎になっても、症状が軽かったり、全く症状が出ない場合場合が3〜4割もあり、本人が気づかないことが多く、肝炎ウィルスが身体の中から排除されず住みついてしまう(キャリア化)ことが多いことが分かっています。

自覚症状なしのキャリアの人を含め国内の感染者数が200万人(推定)

キャリア化してから、約5年から15年の期間をへて、今度は、約6〜8割の人が、慢性肝炎に移行しその後、肝硬変に進展したり、肝臓ガンを引き起こしたりする事になります。

感染者数
● 100〜200万人(推定)
※全人口の1〜2%(推定)
特徴
●肝硬変、肝臓ガンによる死亡は年間4、5万人。その7割以上がC型肝炎ウィルスの持続感染者。その多くが慢性肝炎の症状を示す。
●40歳代前後から肝炎が進行、60〜65歳から肝臓ガンの発生が急増するケースが多いという報告がある。
感染経路
●輸血感染
※1989年にHCV(C型肝炎ウィルス)が同定されるまでは、輸血を受けた人の7〜20%がHCVに感染。
●その他
※覚醒剤の回し打ちや入れ墨での感染。
治療方法
●抗ウィルス療法
※インターフェロン(対象は、C型慢性活動性肝炎)
※リハビリンは、治験段階
●対症療法

キャリアの率は、40歳代以降に上昇し、年代が上がるにつれて高くなるのが特徴です。60〜65歳あたりで、慢性肝炎から肝臓ガンの発生が急増しています。現在、我が国の肝硬変、肝臓ガンによる死亡は年間4万5千人いますが、その7割以上がC型肝炎キャリアといわれています。

C型肝炎ウィルス検査を受けることで

これまで5000円〜7000円を40歳以上1000円で実施

★ウィルスに感染しており、さらに慢性肝炎を引き起きしても、早期に発見し、治療を受けることで、肝炎の進行を防ぐことができます。(慢性肝炎に対するインターフェロン治療は、1992年から健康保険が適用されます。)

★ウィルスに感染していても、正確な知識を学ぶことで、家族や友人にウィルスが感染することを予防できます。
※医療受給者証、老人医療証をお持ちの方、生活保護世帯、市民税非課税世帯の方は、検診料金は無料になります。(証明書をお持ちください)

C型肝炎の医療費を公費負担で

 全国肝臓病患者連合会(水野会長)は公明党の浜四津敏子代表代行らに対して医療費の公費負担や雇用差別解消などのC型肝炎対策を要望しました。(5/27)
 C型肝炎問題について公明党は、これまで一貫して厚生労働省に対策強化を要請してきました。
 インターフェロンとの併用療法でC型肝炎の治療に大きな威力を発揮する新薬・リバビリン(抗ウイルス剤)の承認をはじめ、老人保健法に基づく基本健康診査(基本検診)と政府管掌健康保険の生活習慣病予防検診へのC型肝炎検査の導入を実現しました。そして、この4月より、基本検診におけるC肝炎の検査対象が拡大され、40歳以上の希望者全員が検査を受けられるようになりました。
 席上水野会長は、公明党の取り組みによって肝炎対策が大きく前進したことに感謝の意を表明。その上で、感染者の早期発見・早期治療に向けて過去に輸血や血液製剤の投与に受けた人に対し、国が検査を積極的に勧めるよう求めるとともに、輸血以外による感染者の実態把握や治療法の確立などを要望しました。また、小学生の時に血液製剤でC型肝炎に感染したという30代の男性患者は、「病気で苦しむだけでなく、周囲からいわれなき偏見や差別も受けてきた。職にもつけない状況で医療費が大きく負担になっている」と訴え、医療費の公費負担や雇用差別の解消などの救済処置を求めました。
 日笠政調会長代理は、「皆さんの意見、要望をふまえ、党として、さらに対策の強化を進めていきたい」と述べました。

 

 
▲ページの上へ戻る
Copyright (c) 2002- KANEKO MITSUYOSHI.All Rights Reserved.