No.110  前へ 見出しへ 次へ

一般決算特別委員会 報告 その2 教育改革@
英会話の出来る青少年の育成を!

H15・1・9

英会話の出来る青少年の育成を!


 21世紀を担う大阪の子ども達には、国際社会に対応した大阪市の教育として、中学校・高等学校を卒業したら、英語で日常会話ができるような、そういう英語教育はしていくべきと考えています。
 しかし、中学3年間・高校3年間の6年間で、あまり成果が上がっていない現状があります。
 しゃべれない英語教育について、日本では、それが当たり前のように思われてきました。でも、よく考えてみると、アメリカの子どもは3歳で学校も行かずにしゃべれるようになります。3歳までに、アメリカの乳幼児は、約2000時間の会話をしているそうです。これは、日本の教育でやると10年(1920時間)はかかると言われています。
 しかも、実際の英語の授業は、日本人教師が日本語でしゃべっている分、英語に触れる時間はもっと少ないのです。誤解のないように言っておきますが、アメリカの子どもを日本に3年間おいておけば、教えないのに、日本語をしゃべるようになります。これは、どうしてでしょうか。
 さらに、本年度からは、新教育課程(学校週5日制)となり、中学校では、これまでの週あたり、4時間の授業が、3時間になり減ってしまいましたので余計にたいへんなことであると思います。そこで、英語教育の強化策についての視点から、教育委員会に提案をかねて、質問いたしました。


英語暗唱大会への参加数は教員の問題

 Question
 「中学生に英語で発表させる機会を与えてこそ、生徒は英語を話す力を身につけていくのですが、先だって行われた大阪市長杯・中学生英語暗唱大会には、129校中、参加はわずか18校、全校でたった一人の代表すら出せない本市の英語教員は、生徒に英会話を本当に身につけさせてあげようと
しているのでしょうか。委員会の見解をお伺いしたい?」

 Answer
 「ご指摘のとおり、多いとは申せません。今後は、今まで以上に全中学校に周知徹底し、校長会や教育研究会等、あらゆる機会を通じまして、
多くの生徒が参加できるように働きかけてまいります。」


英語教員に実践的トレーニングを提案

 Question
 「ALT(外国語指導助手)の声を聞くと英語で打ち合わせが出来る日本人英語教員は、少ないと言います。教える側が英語がしゃべれない実態があります。そこで、提案ですが、英語教員の資質向上を図る目安として、英語検定試験を受けさせること、そのための、実践的トレ−ニングをしてもらいたい!」

 Answer
 「英語教員が各種の英語検定試験で資格を取得することは、教育委員会としても、奨励すべきことと考えます。そこで、資格取得できるような実践的トレーニングを、本市の全英語教員約600名を対象として5ヵ年計画で実施できるようにしていきます。」


外国語指導助手(ALT)の研修と活用方法

 Question
「外国語指導助手であるALTと呼ばれる外国の方は、小・中・高で合わせて56名もいます。しかし教科書の進度に合わせにくい、忙しくなると邪魔になってしまう。ALTをうまく活用した生きた教材として呼吸のあった授業をすれば、大きな力になります。ALTの研修と活用方法についてお答えください。」

 Answer
「ALTの指導力を高めることは大切なことであり、研修としても、ALTと英語教員が共に伸びあえるためにも、授業内容をお互い英語でディスカッションする中で、英語教員が、ALTを活用できるだけの力を伸ばすというような合同研修の充実についても検討してまいります。」

 Question
「ともかく、子ども達の伸びようという芽を摘まないでほしいと思います。最後に英語教育改革に向けて、指導部長の決意をお願いします。」

 Answer
「英語教員の英語力アップを図る研修、各種暗唱大会への参加、英語クラブに喜んで参加させる体制づくり、資格取得にチャレンジする等、たくましい子どもを育てるために、英語教育改善に全力で取り組んでまいります」

 
▲ページの上へ戻る
Copyright (c) 2002- KANEKO MITSUYOSHI.All Rights Reserved.