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一般決算特別委員会(平成14年度分) 報告 その3
教師こそ子ども達の最大の教育環境
H16・2・25

 教師こそ子ども達の最大の教育環境
 昨年、決算市会において英語教育の充実を質疑し(金子レポ−ト110)、英会話のレベルアップを図るため、大阪市長杯英語暗唱大会の参加を呼びかけるようにお願いしたところ、本年度も昨年から1校増加しただけで、129校中 わずか19校の参加でしかなかった。
 なぜ、中学校でわずか一人の代表すら参加させられないのか……
そのことから浮かび上がった
 @公教育の甘さの問題
 A校長の権限・指導力の問題
 B現場の教員の意識・熱意の無さ
 
を指摘しました。
 
★教育委員会指導部の答弁
来年度に暗唱大会については、大きく増加する取り組みを強化いたします。また、ALT(外国語指導助手)の活用についても金子委員の指摘していただいた部活動をはじめ、いろいろな時間帯で生徒達が本物の英語に触れる機会をつくっていく工夫をしてまいります。 

◆指導力不足教員 育成の具体的提案!
 指導力不足教員が、約160名いることは分かりましたが、実は学校現場の声を聞くと、氷山の一角の状況があります。
 例えば、学校長が特色ある学校づくりをやろうと言った時に、職員会議で反対したり、前向きな教員が意見を言うとそれをつぶす教員、いわゆる問題教員ではないが、学校運営の足をひっぱる教員。
 これらの問題教師予備軍に対して、学校長が処分する権限はありません。それなら、むしろ、逆に教職員を上から見て管理する立場から、教職員の応援団に回るようにしたらどうか。そこで提案ですが……         
 東京で医療ミス110番の窓口を作ったところ、7ヵ月で1万1187件もの相談があったそうです。教育内容のトラブルも校長が受けるのでなく、教育110番のような第3者機関を外に窓口として置いたら、学校長も教職員の応援団としての立場が維持できます。
 また、入口段階でいい教員を採用するために、講師経験の豊かな人には、一定の評価を加えることについて教育委員会の見解をお伺いします。

★教育委員会の答弁
@教育110番の趣旨である保護者あるいは地域の声を的確に把握し、教員の資質向上に役立てるための方策につきまして、あらゆる角度から研究してまいります。
A採用試験の1次試験から面接を導入したことにより、優秀な講師については、自信・情熱・実践力などがプラスに評価されるものと考えています。

◆問題教員を生み出さない土壌づくりを!
 今、公教育が求められているのは、教員に対する「信頼」の2文字です。もとより、教育は、人間対人間の触発であり、子どもにとっての最大の教育環境は教師自身です。
 遠山文部科学大臣と懇談したおり(金子レポ−ト135)提言させていただいた、第1点は…教員としての尺度の問題であり、プロの自覚と資質が大切です。それは、いかなる学級・子ども達であっても個性を大事にし、自立させてみせるという信念と情熱、そして、教育技術を兼ね備えた教員の登場が切望されているということです。
答弁に立つ大平助役
 第2点は…問題教員を160人も生んだ土壌に問題があります。大切なことは思い切った教育改革の断行と、特色ある学校づくりに全力をあげ、学校長・教職員・保護者、そして子ども達が「信頼」の2文字の太いパイプでつながった土壌づくりが大切であり、問題教員は生まれない、いられないという学校づくりが重要なポイントと考えますが、大平助役の率直なご意見をお伺いします。
★大平助役の答弁
 学校教育の主役である子ども達が、自分に自信を持ち将来に希望を持てる教育を進めることが大切であるということは言うまでもございません。委員ご指摘のように教員には、プロとしての教育に対する確固たる信念と子どもに対する愛情、そして指導力が求められております。しかしながら、教職を単なる生活の糧としてとらえ、サラリ−マンのごとき教員がいることも事実でございます。(中略)プロの資質を持った教員の採用と育成、そして問題教員を生み出さないための取り組みや特色ある学校づくりに、教育委員会ともども努めてまいる所存でございます。


 
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