No.209  閉じる

文教経済委員会・いじめ問題徹底質疑 パート3
いじめ問題の鍵 いじめっ子指導対策!
H18・11・30
 11月28日(火)文教経済委員会で一連のいじめ対策のパ−ト3にあたる質疑を35分間させていただきました。パート1で、文部科学省・教育委員会の形式的・付け焼き刃的ないじめ対策を徹底して指摘した上で、パート2では、早期にできる対策と継続した具体的対策を「いじめゼロ推進本部(仮称)」を設置して検討することの答弁をいただいておりました。(金子レポート208 参照) 今回は、私から、現場の管理職・教員の声を集約した提案「いじめゼロの鍵をにぎる いじめの原因の中心である いじめっ子指導対策」について、いじめゼロ推進本部で検討すべき材料を提案させていただきました。
いじめっ子に対して 厳しい指導ができない現場の教職員・対応への課題
いくらいじめを早期発見しても、いくらいじめられた子を励まし、守っても、いじめる側を無くさない限り(つまり本当に反省させられないと)また、他の子をいじめます。(福岡中学校の例……いじめられた子の葬儀の棺の前で笑っていたいじめっ子達。その後、また他の子をいじめていた)
教員はいじめっ子に涙ながらに「いじめで自殺した子の痛みが分かるか」と厳しく指導したとします……ところが、「ふふん」と笑って反省もしないので、『愛のむち』『いじめで亡くなった子の気持ち』になり、どついてしまいました。この担任は、体罰として懲戒処分されてしまいます。
14歳以上は少年法で保護処分されますが、小・中学生は児童福祉法で処分はありません。従って、いじめっ子はごめんと言えば許されるのです。
学校側の腰を重くさせがちなのは、いじめる側の子とその保護者への対応で、いじめっ子・親は「こんな程度でいじめ?」と認めない場合がある。
提案1 いじめっ子は校内でメリハリのある厳しい継続指導が必要
…クラブ活動で集団いじめがあった場合、いじめられた子がやめて、いじめた側がクラブに復帰して楽しんでいるのは本末転倒。また、いつも生徒を見ている顧問や担任が、いじめの傍観者であった場合は、これこそ厳しい処分の対象にしなければなりません。
 少年法でも保護処分を受けている少年の保護観察があります。刑法でいえば執行猶予の者があるように、いじめで相手を苦しめた子は、二度といじめをさせない保護観察にあたる継続指導が必要であると思いますが?
教育委員会「一時的な指導でなく、十分な注意を払い、折りにふれ継続して必要な指導を行ってまいりたい。」
…ひどいいじめから身を守るために転校することは出来ますか?
教育委員会「協議の上、認めます」
提案2 複数指導でいじめを抑止・指導
…現場の声で、学級崩壊・いじめの発見・抑止に、複数の先生が対処することによりピタッといじめが止まった、また、しつけの責任まで押しつけてくる保護者にも弱い立場に立つ担任に対して、客観的な指摘ができ、対応にも効果があったという声が届いていますが?
教育委員会「いじめが起こった学級について複数の教員で指導する方策についても、委員ご指摘の点をふまえ、検討していきたい。」
提案3 圧倒的に多い いじめを傍観する子に通告することの指導・啓発を
…悪を知り、それを放置するのは悪に通ずる(価値論)、つまり、いじめを知りながら、見てみぬふりをすることは、いじめを助長する悪に通ずるということを、リーフレットの中に盛り込み、啓発すべきですが?
教育委員会「教職員の指導資料や子ども・保護者向けの啓発資料に委員ご指摘の視点をふまえ取り組んでまいりたい。」
提案4 子どもの力を信じて、子ども達でいじめ撲滅の自立組織を作らせる
…いじめゼロ推進本部を子ども達で作らせる、子ども達でいじめの早期発見・いじめ相談・小中連携しての取り組みを推進させると効果大ですが?
教育委員会「活動の具体例を上げた指導資料の作成を検討します。」
▲ページの上へ戻る
Copyright (c) 2002- KANEKO MITSUYOSHI.All Rights Reserved.